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★★★★★:『20代で人生の年収は9割決まる』 土井英司

2010 年 12 月 27 日 コメント 1 件
基本情報 Amazon情報

20代で人生の年収は9割決まる

著者/訳者:土井 英司

出版社:大和書房( 2010-12-18 )

定価:¥ 1,365

Amazon価格:¥ 1,365

単行本(ソフトカバー) ( 216 ページ )


目次
Prologue 年齢ごとの「やるべきこと」をクリアすれば、将来の不安は消えていく!

第1章 「仕込み」は三〇歳までに終わらせる!

Q エベレストの頂上はどこにある?
キャリアは、最後に笑った者の勝ち
「仕込みの八年+α」のルートマップ
「四〇歳で課長」はその後が不安
甘いも苦いもすっぱいもある人間になれ
わらしべ長者の勝因は、わらを手放さなかったこと
「その年齢でしかできないこと」をやっておく
◎キャリアを考えるブックガイド

第2章 二三歳までに高い評価で入社する

Q 「たくさん魚を釣ってこい」と言われたら、「大きい池・小さい池」どっちを選ぶ?
大企業で活躍する人の「五つの資質」
潰れそうな会社で知恵を学べ
才能がある女性なら、中小企業で上を目指せ!
入社試験の評価で配属は決まる
「何か質問は?」と言われたら、地頭力を見せるチャンス
自己PRは「四つのP」を考える
志望動機で「三つのなぜ?」が言えれば内定
自分のどこをアピールするべきか
「この会社から求められていること」を知っておく
企業が本当に知りたいのは家族構成、親の職業
金になりそうな「色のある夢」を語れ
◎ビジネスの基礎体力をつけるブックガイド

第3章 入社~二五歳 体を使って会社に尽くす

Q 「壊れた電話を今日中に直せ!」と言われたら?
三年目までは自我を捨てろ!
細部で人は評価される
安月給のパシリでも損はしない
上司に賭けてもらえる新人になる
配属が不満だったら「徒弟制度」を思い出せ
判断力より洞察力を磨く
仕事の本質は雑用に宿る
ヒマは賢くなるチャンス
イノベーションは「背伸び」にすぎない
◎成功のルールを知るためのブックガイド

第4章 二六~二八歳 自分のナンバーワンをつくる

Q シンデレラは、本当に純粋な女の子?
丁稚には定年がある
自分が「お金と時間を使ってきたもの」を書き出す
「納得しない力」はその人の才能
「得意分野」はプライベートからしか生まれない
たった一つの「湿ったスノーボール」をつくる
仕事は「やりたいこと」より「ほしい結果」で選ぶ
仕事と自分の才能は釣り合っているか?
遊軍のうちに上司を勝たせる
魚群を見つけるまで「実験」を続けろ!
「みんなが無理だとあきらめたこと」をやってみる
必ず成果が出るフォームを身につける
「どうしようもないもの」も拾っておく
「会社の看板」を超える業界ホームランを打つ
終わりがない目標を持つ
◎自分のナンバーワンを見つけるブックガイド

第5章 二九~三〇歳 会社の外に出てみる

Q 大陸と島と橋、どれを買う?
自由を手に入れるための「社内交渉力」を持つ
転職によって「評判と信頼」を確立する
二九歳の転職は、自分を輝かせる「舞台選び」
ヘッドハンターとフェイスブックの活用法
「年収を上げる転職」には三パターンある
会社の看板より効果的な「自分のキャッチフレーズ」を考える
社内で手を挙げて「新しいこと」をやるのも手
地殻変動の起きる場所にポジショニングする
「会社の評価」と「市場価値」がズレていないか?
数字を体感できるようになっておく
業界の世話人になる
◎いい会社の条件がわかるブックガイド

第6章 三一~三五歳 組織を切り盛りする

Q 運転中、道路の真ん中に落ちている段ボール。あなたならどうする?
三一歳の必須科目は「マネジメント力、表現力、人脈力」
マネジャーの給与が高いのは、二倍働くからではない
ビジョンを指し示すのがリーダーの仕事
扱った組織の大きさで、ビジネススケールが決まってくる
自分の「できる」物差しは捨ててしまえ
「損益計算書」のルールで人を大切にする
成果を運んでくれる人脈がある
三一歳は「清潔感」の曲がり角
論理的な話し方に情熱を吹き込む
◎マネジメントと人脈づくりのブックガイド

Epirogue

書評 読了日 2010/12/26(日)
概要 年齢ごとの「やるべきこと」をクリアすれば、将来の不安は消えていく、という考えのもと、「23歳まで」「入社~25歳」「26~28歳」「29~30歳」「31~35歳」の各年齢ごとの「仕込み」について、具体的かつ実践的に伝える一冊。
著者は、慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、ゲーム会社、出版業界、Amazon.co.jpのカリスマバイヤーなどを経て、エリエス・ブック・コンサルティングを設立し、代表取締役を務める土井英司氏。
対象読者 20代~30代のビジネスパーソン。就職活動を控える学生。
ビジネスパーソンとしての長期的なキャリア戦略を考える上で、どんな業界でも応用が利くと思います。
購入のきっかけ Amazonで自己啓発系の書籍のページを見ていたところ、リコメンド機能で表示され、評価が高かったため。30歳を目前にして、今後の中長期的なキャリア形成を考える上で、年齢ごとのフェーズ分けが参考になりそうだと思いました。
プラス要素 35歳までに世の中で光るための何かしらの「手がかり」を得る、ということを実現するために、「23歳まで」「入社~25歳」「26~28歳」「29~30歳」「31~35歳」の各年齢ごとの「仕込み」にフォーカスしている点が特徴的です。確かに、年齢に応じて会社や社会からの期待値も変わるため、本書で述べられている合理的なキャリア形成は、自他共に認めるビジネスパーソンとなるために大いに参考になると思いました。
私は20代後半ですが、今後のキャリア形成と、既に過ぎてしまった年代でやり残したことを整理する上で、一つの指針になりました。特に、やり残した部分に関しては、個人的に自律的な成長の鈍化にさしかかっていたこともあり、、、いい意味で刺激を受けました。奢らず、ひたむきなマインドを取り戻す良いきっかけになったとともに、今後フォーカスするポイントが整理できました。
また、各章(年齢)ごとにブックガイドが掲載されている点もプラス要素で、しっかりと「仕込み」をする上で強力な助っ人になること間違いなしです。
マイナス要素 20代から30代の中長期的なキャリア形成をターゲットとしていますが、『20代で人生の年収は9割決まる』というタイトルは、若干もったいないような感じがしました。結果として年収に反映されるとは思いますが、内容が濃いだけに、年収や収入にフォーカスを当てる類書にまぎれてしまうのでは、と。(いらぬ心配かもしれませんが。。)
ナルホドな点と考察 自分らしさや強みを見つけるための3つのポイントとして紹介されていた、「①何に時間とお金を使ってきたか、②納得できないことは何か、③プライベートでどんなことをしているか」は、これまで読んだ就・転職の書籍などでは見られなかった、新しい視点だと思いました。特に、プライベートでの時間とお金の使い方は、自分らしさを知る上で非常にわかりやすいポイントです。(思い当たる節があります。。。)
また、「会社の看板」を超える業界ホームランを打つ、ということが、ヘッドハンターや同業他社から声がかかるポイントということも、類書ではあまり見られない話でした。中堅のビジネスパーソンとして、自社のためだけでなく社会のために働くという大きなマインドを持つ上で、モチベーションが上がるポイントとなりました。
個人的なNext Action ・35歳までに手がかりを得るために、30歳までに「仕込み」を終える。
・31歳以降は、組織も、経営者も、フリーもOKの状態になるように自分を整える。
・「意外・多数・複雑」な組み合わせで仕込む。
・その年齢でしかできないことをやっておく。
・大企業では、①マネジメント、②我慢強さ、③責任感、④資本主義、⑤お金と数字への強さ、の資質を身につける。
・その会社や組織のニーズを知り、希少価値となる武器を身につける。
・自分らしさや強みを、①何に時間とお金を使ってきたか、②妥協できないこと、③プライベートを費やしていること、で再考する。
・仕事は、目先のやりたいことより、得られる結果を基準に選ぶ。
・自分が関わることで、その仕事が変わるかを事前に考える。
・みんなが無理だと諦めたことをやる。
・仕事上の障害も、活かし方を考える。
・いろいろなやり方を試し、球を当て、会社の看板を超える業界ホームランを打つ。
・社外に目を向ける前に、社内で上司などへの交渉力をもつ。
・30歳目前での転職は、確実に実績を残すことができ、話題になる会社を選ぶ。
・ヘッドハンター、Facebook、LinkedInなどで社内外の人脈を増やす。
・会社の看板より効果的な、自分のキャッチフレーズを作る。
・転職の前に、社内で手を挙げて、新しいことをやる。
・31歳の必須科目として、①マネジメント力、②表現力、③人脈力、を鍛える。
・①売上高(お客様)、②売上原価(取引先)、③販管費(社員)、の順に大事にする。
・Win-Winになるように、取引先の利益も考える。
・論理的かつ情熱的に表現し、周りをリードする。
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★★★★☆:『SEからコンサルタントになる方法』 北添裕己

2010 年 12 月 19 日 コメントはありません
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SEからコンサルタントになる方法

著者/訳者:北添 裕己

出版社:日本実業出版社( 2008-01-31 )

定価:¥ 1,470

Amazon価格:¥ 1,470

単行本(ソフトカバー) ( 189 ページ )


目次
はじめに

第1章 コンサルタントのことを知っていますか?

SEから見てコンサルタントはいい仕事?
 コンサルタントはSEから人気のある転職したい職種
 「高収入」「仕事のやりがい」がコンサルタントの魅力
 SEからコンサルタントへの近道はあるか?
多岐にわたるコンサルタントの仕事
 コンサルタントの仕事はプロジェクトごとで内容が変わる
 5つに分類されるコンサルティング業界
 金融機関でのM&A後の経営シナジーを実現する経営戦略
 商社での原価計算システム導入プロジェクト
コンサルタントとSEの仕事内容の違いと共通点
 コンサルタントはあくまで経営を改善する職業
 プロジェクトマネジメントはコンサルタントとの共通スキル
 ITスキルがなければ何も見積もれない
SEが新たに身につけなければならないこと
 「体力」「献身的な姿勢」「俯瞰力」がコンサルタントには必須
 ある程度の提案スキルも必要
 コンサルタントになるための基礎力やスキルの身につけ方
解決しておきたいSEの勘違い
 英語力は必須ではないが、あったほうがいい
 すぐリストラされることはないが、査定は大幅に変動する
 業務知識は少なくてもいい
 コンサルタントは“先生”ではなく“お手本”
 危なくなっても、最後まで困難に立ち向かわなければならない

第2章 コンサルタントになるための基礎力・考え方

1日の仕事量と優先順位の決め方
 転職前に身につけておくもの
 タイムマネジメントの基本はクリティカルパス
 「話3分の1の法則」で仕事を割り切る
 大量のメールは返信ルールを決めて対処する
ゼロから何かを出せますか?
 コンサルタントはアウトプットが命
 打合せごとに必ずアウトプットを渡そう
 報告書は報告直前につくるのではなく、会議後にドラフトにしておく
すべてに“価値”を付加しなければならない
 表紙や目次も“立派な”成果物
 身なりや言葉遣いにも価値を求められる
自分の長所の磨き方、苦手分野の克服法
 まずはマネから始めよう
 “正真正銘”のオリジナルは存在しない

第3章 短期間で最大の成果を上げるマネジメントスキル

経営戦略プロジェクトの失敗は企業の終焉につながる
 プロジェクトマネジメントは経営戦略成功へのカギ
 コンサルタントの助けがいるプロジェクトは増加している
 品質&納期vs.コストでとらえよう
PMBOKを進化させたプロジェクトマネジメント応用テクニック
 コンサルタントが使うプロジェクトマネジメントの5つの機能
 7つのロールですべてのプロジェクトに対応する
炎上プロジェクトの救出法
 難関なプロジェクトでも解決法はある
 7つのレベルから火事の大きさを測る
いますぐできるコミュニケーションテクニック
 コミュニケーション手段の使い分けでも差をつけられる
 オリエンテーションを上手に使った最高のキックオフ
守られていない進捗管理の大原則
 進捗管理者は品質管理者を兼務しない
 フォーマット作成の工夫のコツ
品質の“本質”を理解する
 成果とプロジェクトに分けられる品質の2つの側面
 「嘘」データの見分け方
 100%の成果物品質を管理することはできる?
リスケジュールと課題管理の極意
 カスケードしたプロジェクトをリスケジュールするポイント
 “計画通り”を実現する課題管理テクニック

第4章 案件を勝ち取る提案力と営業力

ロジカルに身につけるプレゼンテーションスキル
 エグゼクティブとやり合えるコミュニケーションスキル
 “大きく”ではなく“はっきり”伝えるオーラル(話術)スキル
 問題解決に一番大切なリスニングスキル
 外資系ファーム流ライティングスキル
クライアントから選ばれるコンサルタントの営業術
 適度にプッシュして、最後にはプル型営業を実現する
 予算は「妥協」せずに「妥結」する
 既存案件の場合は「拡張」の前に「継続」させる
 心証を悪くされずに上手に断るコツ
 大切なクライアントには渡り鳥になってもらう

第5章 コンサルタントの報酬体系と採用試験対策

コンサルタントの報酬のしくみ
 コンサルタントは完全年俸制で残業手当はない
 「給与が上がるか、それとも去るか」のコンサルタントの査定
 コンサルタントを査定するための絶対評価と相対評価
「会いたい」と思わせる職務経歴書の書き方
 選ばれる職務経歴書の6つのポイント
コンサルタント採用試験対策
 意外に重視されている試験当日の身なり
 面接では採用官を質問で唸らせよう
 一般的に求められるコンサルタントの採用基準
 転職理由の上手な話し方

書評 読了日 2010/12/18(土)
概要 コンサルタントに求められる考え方やスキルは何か、SEの経験に何をプラスすればコンサルタントへの道が拓けるのか、採用される人とされない人の差は何か、などが具体的にわかる一冊。
著者は、アクセンチュアのプログラマー、コンサルタントを経て、現在外資系コンサルティングファームの役員を務める北添裕己氏。
対象読者 コンサルタントへのキャリアアップやキャリアチェンジを目指すSEやビジネスパーソン。もしくはコンサルタントを目指す就活生など。
そもそもコンサルタントとは何をする人か、から説明されているため、単に興味がある方々にも参考になります。
購入のきっかけ 中堅SEとして、ヒューマン・スキル以外のコア領域を、IT技術寄り(ITスペシャリスト、ITアーキテクト)かコンサルティング寄り(コンサルタント)にするかの判断材料とするため。また、これまでのSEの経験で得たスキルと、U.S.CPA(米国公認会計士)の勉強で得た知識を活かすキャリアパスを検討する上で、コンサルタントが有力な候補の1つとして考えられたため、本のタイトルが思わず目に留まりました。
プラス要素 コンサルタントの仕事内容、SEとの違いと共通点、SEが新たに身につけなければならないこと、コンサルタントになるための基礎力・考え方、など、コンサルタントに魅力を感じるSEであれば、誰でも知りたいような内容が説明されています。筆者自身も、プログラマーからコンサルタントにキャリアアップした経験があるため、成功経験や失敗経験が所々に紹介されている点に、イメージが膨らみます。
最後の章では、ボリュームは少し少ないものの、コンサルタントの報酬体系と採用試験対策が記載されており、SEから転職してコンサルタントを目指される方は必見の内容になっていると思います。
マイナス要素 『SEからコンサルタントになる方法』というタイトルですが、どちらかというとコンサルタントの説明の箇所が多く、コンサルタントになるためにどうすればよいか、という点に関する記述が少なかったように見受けられます。筆者が在籍していたアクセンチュアという会社は、プログラマー(SE)からコンサルタントへのキャリアパスがある程度はっきりしているようなので、他社にお勤めのSEの場合は、現状のSEのスキルと、コンサルタントに求められるスキルのギャップを埋める方法は自分なりに詳細に落とし込む必要があります。(まぁ、そこまでを1冊の本に求めるものではないかもしれませんが。。)
ナルホドな点と考察 コンサルタントには創造的な課題解決力などが求められると思いがちだっため、第2章の後半の「再利用性は創造性に勝る」という話には少し驚きました。しかし、同じ箇所で語られている「“正真正銘”のオリジナルは存在しない」ことはある意味当然に近いもので、SEの仕事としての提案業務やアウトプットを求められる業務でも応用できると感じました。
効率的に質の高いアウトプットを出すためには、過去の秀作からの「いいとこどり」を割り切って行うことも重要だと思い、現職のうちから実践していこうと思いました。
個人的なNext Action ・SEとしてのITスキル、PMスキルをさらに磨く。
・システム構築の案件に携わる際は、経営戦略→IT戦略→システム設計→システム構築の背景を正確に理解する。
・長所の研磨と弱点の克服をバランスよく行う。
・創造性より効率的な再利用性を重視し、過去の良い成果物を使い回す。
・予算、期限、品質を意識したプロジェクトマネジメントスキルを養う。
・コンサルタントの営業力として、口頭での交渉力、正確に漏れなく聞き取る力、力強い印象を与える資料をすばやく作成する力を養う。
・質問や否定的な意見は、信頼を得るチャンスと捉える。
・プロジェクターで使用するパワーポイント資料のフォントの目安は、24ポイントにする。
・P.183~P.187のコンサルタントに求められる採用基準を意識して身につける。
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★★★★☆:『ITアーキテクト x コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方』 克元亮

2010 年 4 月 1 日 コメントはありません
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ITアーキテクト x コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方

著者/訳者:克元 亮

出版社:ソフトバンク クリエイティブ( 2006-08-30 )

定価:¥ 1,890

Amazon価格:¥ 1,890

単行本 ( 261 ページ )


目次
イントロダクション

CHAPTER 1 流されるままのキャリアで良いのか

1-1 これからエンジニアはどうするべきか
 1 成長を続けるIT業界
 2 海外へのオフショア進展
 3 人材ニーズの動向
 4 キャリアパスの複線化
 5 ITアーキテクトやコンサルタントへの期待

1-2 なぜITアーキテクトが必要か
 1 要素技術の爆発的な広がり
 2 アーキテクチャの変遷
 3 なぜ、アーキテクチャが重要か
 4 ITアーキテクトの存在意義

1-3 なぜコンサルタントが必要か
 1 複雑化するビジネスの課題
 2 コンサルティングサービスの動向
 3 コンサルタントの存在意義

FRONT RUNNER INTERVIEW Vol.1
株式会社豆蔵 取締役会長 羽生田栄一氏

COLUMN「中国のIT業界動向」

CHAPTER 2 ITアーキテクト × コンサルタント その役割と仕事

2-1 ITアーキテクトの役割と仕事
 1 ITアーキテクトの役割
 2 ITアーキテクトの位置付け
 3 アーキテクチャの種類
 4 ITアーキテクトの仕事

2-2 コンサルタントの役割と仕事
 1 コンサルタントの役割
 2 コンサルタントの種類
 3 コンサルタントの仕事

COLUMN「インドのIT業界動向」

CHAPTER 3 今、学ぶべき必修スキル

3-1 共通の必修スキル
 1 技術動向の把握
 2 業界動向の把握
 3 コンサルティング手法
 4 モデリング技法
 5 プロジェクトマネジメント
 6 リーダーシップ
 7 コミュニケーション
 8 ネゴシエーション
 9 ロジカルシンキング

3-2 ITアーキテクトへの必修スキル
 1 ソフトウェアエンジニアリング
 2 アーキテクチャ構築
 3 再利用
 4 標準化
 5 専門分野別の固有スキル

3-3 コンサルタントへの必修スキル
 1 経営戦略
 2 マーケティング
 3 会計
 4 業務・業界知識
 5 IT経営手法
 6 業務パッケージ
 7 IT投資の評価手法
 8 標準化

FRONT RUNNER INTERVIEW Vol.2
株式会社チェンジビジョン 代表取締役社長 平鍋健児氏

CHAPTER 4 未来を築くキャリアパスの歩き方

4-1 キャリアターゲットへのステップ
 1 キャリアとスキルの棚卸
 2 強みの分析
 3 キャリアアンカーの分析
 4 行動特性のチェック
 5 スキルアップの実行

4-2 キャリアを切り開く仕事術
 1 チャンスを引き寄せる
 2 実力を見せる
 3 仕事を見つめ直す
 4 仕事を作り出す
 5 人脈を作る

4-3 IT資格徹底活用術
 1 IT資格の取得にメリットはあるか
 2 共通の必須資格
 3 ITアーキテクトへの必須資格
 4 コンサルタントへの必須資格

4-4 キャリアチェンジ術
 1 ITアーキテクトへのキャリアチェンジ術
 2 コンサルタントへのキャリアチェンジ術

4-5 必読書
 1 共通の必読書
 2 ITアーキテクトの必読書
 3 コンサルタントの必読書

FRONT RUNNER INTERVIEW Vol.3
マイクロソフト株式会社 アーキテクトエバンジェリスト 成本正史氏

CHAPTER 5 ケーススタディ ~勝ち組が歩んだキャリアパス~

5-1 ケーススタディの読み方
 1 キャリアグラフの読み方
 2 インタビュイー紹介

5-2 ケーススタディ Vol.1
 ─ITアーキテクト 正田耕一氏

5-3 ケーススタディ Vol.2
 ─コンサルタント 井海宏通氏

5-4 ケーススタディ Vol.3
 ─コンサルタント 森昭彦氏

CHAPTER 6 徹底活用ITスキル標準

6-1 ITスキル標準とは
 1 登場の背景
 2 普及状況
 3 ITスキル標準V2での改訂内容
 4 職種ごとの専門分野とスキルレベル
 5 今後の展望

6-2 ITスキル標準の活用方法
 1 キャリアパスのテーラリング
 2 プロフェッショナルコミュニティの成果利用
 3 研修ロードマップに沿ったスキル習得

書評 読了日 2010/3/29(月)
概要 システム構築の最上流に携わるITアーキテクトやコンサルタントになるための、必要な知識やスキルの身につけ方、キャリアの切り開き方などを広範囲に解説する一冊。
対象読者 ITアーキテクトやコンサルタントを目指すエンジニア。将来のキャリアに不安を抱えるエンジニア。ITアーキテクトやコンサルタントが必要とされる背景や、その役割と仕事なども紹介されているため、IT業界について興味のある学生や、または若手のビジネスパーソンにも参考になると思います。
購入のきっかけ 【2007年時点】外資系IT企業にSEとして入社後、新入社員研修も終わり、業務もなんとなくわかり始め、将来のキャリアの方向性を決めようと考えたため。正直な話、当時は途中まで読んでみたものの、いまいちピンとこない内容なども多く、放置してしまっていました。。が、もうピンとこないなどとは言っていられない年次でもあり、いち早く将来のキャリアを定める必要もあるので、初心に帰って数年前に買ったこの本を読み直すことにしました。
プラス要素 IT業界の多様な人材やキャリアパスだけでなく、IT技術の変遷などから解説されており、IT業界に身を置くビジネスパーソンであれば、自分を取り巻く環境を広い視点で捉える参考になると思います。
続いて、ITアーキテクトとコンサルタントの役割と仕事を紹介した上で、学ぶべき必修スキルが示されているため、自分が次に何を学ぶべきかがわかりやすい構成となっています。さらに、IT資格の活用術、キャリアチェンジ術、必読書など、個人のキャリアに特化して、かつエンジニアであれば誰でも気になりそうな内容がうまくまとめられています。
また、ITアーキテクトやコンサルタントへのインタビュー、ケーススタディも豊富で、実際の現場でそのようなキャリアの方々がどのように成長し、どのような仕事をしているかもわかるため、イメージするための参考になると思います。
マイナス要素 致し方ないことではありますが、出版された年月が古いため、資格などですでに存在していないものや、別の資格となってしまっているものがあります。IT業界は変化が早いので、こういったタイムリーな情報も、増刷のタイミングなどで見直して欲しいと感じました。
また、個人的にはシステム構築ではなくシステム運用の業務に携わっているため、構築以外のいろいろなビジネスやソリューションでのキャリアの切り開き方などがあれば、と思いました。
ナルホドな点と考察 「4-2 キャリアを切り開く仕事術」で論じられていた、「仕事を変えられるように自分の仕事をなくす」という考え方には、これまでとは別の視点に気付かされました。後輩や部下に仕事を引き継ぎ、自分はより上位の仕事をする、というケースはよくありますが、目指すべきキャリアに進むために、自分の仕事をなくすという考え方は少し新鮮でした。
自分の思い描くキャリアへの軌道に乗れない原因としては、日々の仕事に忙殺されてしまっていることが大いにあると考えられますが、常日頃から意識的に仕事を減らすようにつとめ、チャンスがあった際にすかさず手を挙げられるように準備をしておくことが重要だと思いました。(自分に入ってくる仕事を単純に減らすのではなく、意識的に手順化や自動化を行うことにより、属人化を避ける。)慢性的に仕事が多くなりがちなSEは、キャリアアップのために避ける時間をいかに捻出するかがポイントだと再認識できたと思います。
個人的なNext Action ・新しい仕事にとりかかる際には、まず全体を俯瞰する。
・他人が見逃したものを拾う。
・意見が対立した際には、良い意思決定の機会と捉えるようにする。
・コーチングする際の質問は、過去形のWhyではなく、未来形のHowで尋ねる。
・ネゴシエーションでは、人ではなく問題をターゲットにする。
・ITアーキテクトとコンサルタントに共通するスキルを定着させる。
・仕事の属人化を避け、キャリアを切り開くための時間の捻出を意識する。
・ITアーキテクトとコンサルタントで共通の必読書を読む。(ピープルウエア考える技術・書く技術プロフェッショナルの条件など)
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