★★★★★:『監査法人入門』 阿部崇
| 基本情報 | Amazon情報 | |
| 目次 |
はじめに
第1章 監査法人が何をするところか知っていますか?
●頼りになる存在、それが会計監査人 第2章 日本における監査法人の歴史
●大型監査法人の誕生 第3章 監査法人がよくわかるQ&A パート1
■監査法人はなぜ必要なのか 第4章 監査法人で働く人々の横顔
●一年中が繁忙期 第5章 監査法人がよくわかるQ&A パート2
■監査法人は株式会社化できないのか 第6章 監査法人を理解するために――小説『最後のサイン』
●小さな疑惑 第7章 監査法人の未来
●IFRSへの不信感 おわりに 参考文献 |
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| 書評 | 読了日 | 2010/9/1(水) |
| 概要 |
「企業会計の番人」と呼ばれる監査法人について、一般の人々の目には触れる機会が少ないその仕事内容と、活躍ぶりをコンパクトに解き明かすガイドブック。 著者は、講談社の『FRIDAY』記者、月刊『現代』記者を経て、現在は『週刊現代』で活躍中のジャーナリストの阿部崇氏。政治経済分野を主な取材対象としている。 |
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| 対象読者 |
公認会計士を目指す受験生。監査法人の仕事内容や背景を知りたいビジネスパーソン。 そもそも監査法人とは何か、から説明されているため、単に興味がある方々にも参考になります。また、ニュースで話題になった企業破綻の舞台裏など、ニュースでは知り得ない内容に興味がある方々にも参考になると思います。 |
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| 購入のきっかけ |
U.S.CPA(米国公認会計士)の勉強をしていて、監査法人に対する素朴な疑問などがあった中、書店でタイトルが目に止まったため。 企業の監査は、未経験者や普段接していない人々には捉えにくいものであるため、U.S.CPAのAudit(監査)の試験にも役立つかなと期待して購入しました。 |
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| プラス要素 |
一般の人々には接する機会の少ない監査法人について、そもそも論や、監査法人を取り巻く環境、歴史的背景などを題材に、わかりやすくコンパクトに解き明かされています。 また、著者が会計士との取材を通して得られたQ&Aや、現役会計士の仕事内容の紹介だけでなく、監査法人の理解を助けるためのオリジナル小説もあり、コンパクトながらも内容としてはかなり盛りだくさんの印象でした。 これまでメディアに取り上げられることの少なかった監査法人を、初学者にもわかりやすく、広範囲に解説しているという点で、個人的には満足の内容だったと思います。 |
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| マイナス要素 | U.S.CPAの勉強を通じて、本書を読む前から会計や監査について一般的な理解があったせいか、「これを知らないビジネスマンに10年後はない!」という帯の文言には若干誇張があるかな、という印象を受けました。 | |
| ナルホドな点と考察 | 公認会計士試験の合格者が監査法人に就職できない「会計士あまり」の問題が深刻化してきている点に関して、超難関資格に合格しても食えない時代になったのだな、と改めて実感しました。逆に、資格の勉強で得られる知識に加えて、クライアントとのコミュニケーション力、海外の提携先との英語のコミュニケーション力があれば、…という求められる資質もある程度わかったので、自分が今、SEとして強化しようと考えているヒューマン・スキルや英語力は、違う業界でも必須のスキルだと再認識でき、スキルアップのモチベーションが上がりました。 | |
| 個人的なNext Action |
・クライアントとのコミュニケーション力を磨く。 ・海外メンバーとの英語でのコミュニケーション力を磨く。 ・(本書とは直接関係はないですが…)U.S.CPA試験に合格する! |
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