会社で働く目的を再確認する
先日の投稿の、リーマン・ショック後のキャリア形成では、より属人的なキャリア形成が必要であることをお伝えしました。しかし、先行きが不透明で右肩上がりの昇給を期待できない現在では、サラリーマンやOLなどの給与所得者は、働く目的が薄れ、モチベーションも低下していることが多く見受けられます。
かと言って、低い目的意識のまま働くことは労働者にとっても雇用者にとっても好ましいものではないため、働く目的を再確認し、モチベーションを軌道修正する必要がありますが、改めて目的を考え直すと意外に難しいものです。そこで逆説的に、自分がリストラに遭ったことを想定して、そのときに思い浮かぶ不安要素を考えれば、本音と建前を整理して真の働く目的が導かれると思います。
<リストラ時の不安要素と、逆説的に導かれる働く目的>
| 番号 | リストラ時の不安要素 | 逆説的に導かれる働く目的 |
| 1. | 安定した収入(+福利厚生)がなくなる | 安定した収入(+福利厚生)を得ること |
| 2. | 家族に対して申し訳ない | 家族に対して貢献すること |
| 3. | 会社での地位を失う | 会社で地位を築くこと |
| 4. | キャリアに傷がつく | 体裁のいいキャリアを築くこと |
| 5. | スキル・アップが途絶える | スキル・アップを通じて自己実現すること |
| 6. | 顧客や社会に対して申し訳ない | 顧客や社会に対して貢献すること |
ざっと挙げると上記の6つぐらいが考えられますが、リストラ時の不安要素として思い浮かぶ度合いが強いものほど、主たる働く目的であると言えるのではないでしょうか。
特に不安要素として1. が大きい場合は、収入を得ることが主たる働く目的であるため、右肩上がりの昇給とならない場合などに、モチベーションの低下やストレスの増加につながります。これを第一目的に働くことは、上記を含めて次のようなリスクがあると考えています。
- ゼロ昇給や減給となった場合に、モチベーションの低下やストレスの増加につながる。
- 日々の生活パターンが勤め先からの給与収入に依存する。
- 仕事のストレスや長時間の労働により、身体を壊しやすくなる。
- リストラに遭う不安を常に抱えることになる。
ここで考えるべきことは、自分の働く主目的が収入を得ることであるということを改めて認識し、収入を得る対象として、勤め先の会社なり組織なりとは別のものに目を向けることです。現在の収入源だけではモチベーションを保てない場合は、根本的な解決策としては他にも収入源を見つけるしかありません。ここでの注意点としては、以下の2点です。
- 現在の勤め先の給与収入を増やそうと、必要以上に努力しない。
⇒ 給与は上司や人事や経営者といった他人が決めるものであり、ここに時間を費やすことは徒労に終わる可能性が大。
- 他の収入源として、アルバイトのような給与収入の体系のものを選ばない。
⇒こちらでも、昇給しないことに対してモチベーションの低下が起こる可能性が大。
したがって、この注意点に該当しない、株式投資などの資産運用や、インターネット・ビジネスなどの事業を選択する必要があります。この選択のメリットとしては、リーマン・ショック後のキャリア形成でもお伝えした通りですが、副収入が得られるだけでなく、より属人的な知識やスキルが得られる点にあります。
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