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会社で働く目的を再確認する

2009 年 10 月 6 日 コメント 2 件

先日の投稿の、リーマン・ショック後のキャリア形成では、より属人的なキャリア形成が必要であることをお伝えしました。しかし、先行きが不透明で右肩上がりの昇給を期待できない現在では、サラリーマンやOLなどの給与所得者は、働く目的が薄れ、モチベーションも低下していることが多く見受けられます。

かと言って、低い目的意識のまま働くことは労働者にとっても雇用者にとっても好ましいものではないため、働く目的を再確認し、モチベーションを軌道修正する必要がありますが、改めて目的を考え直すと意外に難しいものです。そこで逆説的に、自分がリストラに遭ったことを想定して、そのときに思い浮かぶ不安要素を考えれば、本音と建前を整理して真の働く目的が導かれると思います。

<リストラ時の不安要素と、逆説的に導かれる働く目的>

番号 リストラ時の不安要素 逆説的に導かれる働く目的
1. 安定した収入(+福利厚生)がなくなる 安定した収入(+福利厚生)を得ること
2. 家族に対して申し訳ない 家族に対して貢献すること
3. 会社での地位を失う 会社で地位を築くこと
4. キャリアに傷がつく 体裁のいいキャリアを築くこと
5. スキル・アップが途絶える スキル・アップを通じて自己実現すること
6. 顧客や社会に対して申し訳ない 顧客や社会に対して貢献すること

ざっと挙げると上記の6つぐらいが考えられますが、リストラ時の不安要素として思い浮かぶ度合いが強いものほど、主たる働く目的であると言えるのではないでしょうか。

特に不安要素として1. が大きい場合は、収入を得ることが主たる働く目的であるため、右肩上がりの昇給とならない場合などに、モチベーションの低下やストレスの増加につながります。これを第一目的に働くことは、上記を含めて次のようなリスクがあると考えています。

  • ゼロ昇給や減給となった場合に、モチベーションの低下やストレスの増加につながる。
  • 日々の生活パターンが勤め先からの給与収入に依存する。
  • 仕事のストレスや長時間の労働により、身体を壊しやすくなる。
  • リストラに遭う不安を常に抱えることになる。

ここで考えるべきことは、自分の働く主目的が収入を得ることであるということを改めて認識し、収入を得る対象として、勤め先の会社なり組織なりとは別のものに目を向けることです。現在の収入源だけではモチベーションを保てない場合は、根本的な解決策としては他にも収入源を見つけるしかありません。ここでの注意点としては、以下の2点です。

  • 現在の勤め先の給与収入を増やそうと、必要以上に努力しない。

⇒ 給与は上司や人事や経営者といった他人が決めるものであり、ここに時間を費やすことは徒労に終わる可能性が大。

  • 他の収入源として、アルバイトのような給与収入の体系のものを選ばない。

⇒こちらでも、昇給しないことに対してモチベーションの低下が起こる可能性が大。

したがって、この注意点に該当しない、株式投資などの資産運用や、インターネット・ビジネスなどの事業を選択する必要があります。この選択のメリットとしては、リーマン・ショック後のキャリア形成でもお伝えした通りですが、副収入が得られるだけでなく、より属人的な知識やスキルが得られる点にあります。
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リーマン・ショック後のキャリア形成

2009 年 9 月 15 日 コメントはありません

リーマン・ブラザーズの破綻に端を発したリーマン・ショックからちょうど1年が経過しましたが、失業率はまだ上昇を続けており、サラリーマンやOLなどの給与所得者の雇用不安が拡大しています。マクロな視点で見ると、

雇用の不安定→消費マインドの萎縮→企業の業績低迷→雇用の不安定…

という負のスパイラルが続いており、個々人の努力などでは到底解決できない問題です。しかし、我々サラリーマンも生活がかかっているため、指をくわえて会社や政府の助けを待っているわけにもいかず、何らかの対策を取る必要があります。

そこで今後は、こういったリスクの高い雇用情勢でも強く生き抜けるように、より属人的なキャリア形成が必要であると考えています。

<雇用上のリスクとその対策、キャリア形成>

リスク 対策 キャリア形成
減給、ボーナスカット 減った分を補えるよう副収入を増やす。(給与に依存しないキャッシュフローを作る。)

・株式投資などの資産運用
・インターネット・ビジネスなどの個人事業

勤務先とは別の経済活動を通じて、ビジネスを行う上での総合的な知識やスキルを身につける。(雇用者ではなく、経営者としての総合力を身につける。)

ファンダメンタル分析を主体とした株式投資を勉強し、株式会社の仕組みや経済の動向を把握する。
・個人事業を通じて、ビジネスに必要な一連の手続きを学び、ビジネスの動かし方を身に付ける。

リストラ、倒産 もしものときに早期にリカバリー(転職)できるよう準備しておく。

・少なくとも1社以上の転職エージェントに登録しておく。
・上記に加えて具体的なエントリーシートを書いておき、適宜更新する。

属人的な知識やスキルに磨きをかける。

・エントリーシートを書くことで客観的に自分を見直し、自分の持つ知識やスキルを明確にする。
・さらに、長所を伸ばし、短所を補強するよう計画立てて自己育成し、転職市場での人材価値を高める。

不利な出向、転籍 リストラと同様
(不利な面が多すぎる場合は、リストラと状況は大差なしと早めに見切りをつける。)
リストラと同様

これらに共通する点としては、勤務先に依存することなく、自分に依存する割合を高めることです。自分への依存割合が高くなるほど、収入をコントロールしやすくなり、世間の雇用情勢に左右されにくくなると考えています。
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