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★★★★★:『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』 カーマイン・ガロ

2010 年 8 月 1 日 コメントをどうぞ コメント
基本情報 Amazon情報

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

著者/訳者:カーマイン・ガロ

出版社:日経BP社( 2010-07-15 )

定価:¥ 1,890

Amazon価格:¥ 1,890

単行本(ソフトカバー) ( 408 ページ )


目次
プロローグ

第1幕 ストーリーを作る

シーン1 構想はアナログでまとめる
シーン2 一番大事な問いに答える
シーン3 救世主的な目的意識を持つ
シーン4 ツイッターのようなヘッドラインを作る
シーン5 ロードマップを描く
シーン6 敵役を導入する
シーン7 正義の味方を登場させる
幕間――その1 10分ルール

第2幕 体験を提供する

シーン8 禅の心で伝える
シーン9 数字をドレスアップする
シーン10 「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
シーン11 ステージを共有する
シーン12 小道具を上手に使う
シーン13 「うっそー!」な瞬間を演出する
幕間――その2 第一人者から学んだシラー

第3幕 仕上げと練習を行う

シーン14 存在感の出し方を身につける
シーン15 簡単そうに見せる
シーン16 目的に合った服装をする
シーン17 台本を捨てる
シーン18 楽しむ

アンコール 最後にもうひとつ
謝辞
訳者あとがき
解説
参考文献・動画など

書評 読了日 2010/7/30(金)
概要 聴衆を魅了し続ける世界一の経営者、スティーブ・ジョブズのテクニックを活用し、聞き手の心をつかむプレゼンテーション技法を解説する1冊。iPhone、iPad、iPodを成功に導いたプレゼンの極意を解き明かす。
著者は、プレゼンテーション、メディア対応、コミュニケーションのスキルを教えるコーチであり、世界の有名ブランドを陰から支えていると言われるカーマイン・ガロ氏。
対象読者 プレゼンテーションやコミュニケーションのスキルを高めたい方。聞き手の心を動かし、ビジネスを有利に動かしたいビジネスパーソン。
そもそも顧客やユーザーがどのような問題を抱え、どう解決するためにその製品やサービスがあるのか、という一連のストーリー作りの解説もあるため、新規ビジネスを検討中のビジネスパーソンや起業家も参考になると思います。
購入のきっかけ インターネットでiPadやiPhone関連のサイトを閲覧していたところ、発売前の本書の広告に目が止まったため。SEとして次のステップに進むために、コミュニケーション力、特にプレゼンテーション力を高めたいと思っていたので、勢いで書店に向かい購入してしまいました。(ちなみに、会社の昼休みに抜け出して、丸善丸の内本店の先行発売初日での購入です。。本でもジョブズ・マジック。。。)
プラス要素 ジョブズのプレゼンテーション・スキルを習得し、そしてそのテクニックを活用し、聞き手の心を動かす話ができるようになるまでの方法が、3幕でわかりやすく構成されています。それぞれの幕は数個のシーンにより構成されていますが、各シーンの終わりにある「ディレクターズ・ノート」が、各シーンの内容をうまくまとめており、後からでも重要な内容を見返しやすい構成となっています。
第1幕「ストーリーを作る」では、普通のビジネスパーソンが陥りがちな、パワーポイントなどのプレゼンテーション用ソフトを最初から使用してそれらしいスライドを作る方法をバッサリ切り捨て、アナログで構想をまとめる方法や、聞き手を意識したストーリー作りなどが解説されており、プレゼンテーション資料を作る前段階におけるストーリー作成の重要性が解き明かされています。
第2幕「体験を提供する」では、聞き手を魅了し、一体感を醸成するための、具体的なプレゼンテーションの内容について解説されています。製品のデモや、実際の顧客を効果的に利用した、ビジネス寄りながらも聴衆を飽きさせない方法が惜しまず紹介されています。
第3幕「仕上げと練習を行う」では、実際のプレゼンテーションに臨むにあたってのロードマップを、具体的に紹介しています。また、ジョブズのプレゼンテーションが練習の賜物であるということを繰り返し説明した上で、我々一般人にも練習次第でジョブズ並のプレゼンテーションを行えるようになる、というモチベーションを与えてくれます。
全体を通してアップル製品の話が多数登場しますが、なぜアップルのファンは新製品を並んでまで買うのかが、これを読めば少なからずわかると思います。そういう意味では、マーケティングの極めて基本的な部分も学べるビジネス書ではないでしょうか。
マイナス要素 本書でも述べられていますが、スライドのデザインについての具体的な解説が少ないため、デザインについては、元アップル本社勤務のガー・レイノルズ氏によるプレゼンテーション Zenなどで補強をする必要があると思います。
ナルホドな点と考察 シーン5「ロードマップを描く」で解説されていた”3点ルール”は、応用できる場が多々ありそうな実践的なテクニックだと感じました。確かに、具体的な説明に入る前に”3点”と前置きがあると、聞き手側としては聞く姿勢が明らかに変わります。製品やサービスそのものが良い、ということに加え、こういったプレゼンテーションやコミュニケーションにおけるテクニック的な要素も重要だと改めて痛感しました。明日から、ビジネスの現場で早速使いたいと思います。
個人的なNext Action ・製品やサービスではなく、夢や感動を伝え、体験を提供する。
・プレゼンテーションの構想はアナログでまとめる。
・スライドではなくストーリーで聞き手に訴える。
・聞き手が、「なぜ気にかける必要があるのか?」という問いに答える。
・ヘッドラインは簡潔、具体的、利用者へのメリットでまとめ、繰り返し用いる。
・3点でまとめ、記憶に残す。(ヘッドライン→導入→3点→結論の構成が簡潔)
・スライドには重要な数字だけを載せ、ロードマップも口頭で説明する。
・解決策を示す前に、まずはその問題(敵)を提起する。
・①何をするのか、②どの問題を解決しようとするのか、③他とはどう違うのか、④なぜ気にかける必要があるのか
・数字には具体性、意義、文脈性をもたせ、聞き手の生活に密着させる。
・デモは、短い、シンプル、魅力的、軽快、実質的、の観点で行う。
・見せる、聞かせるだけでなく、感じさせ、体験させて記憶に残す。
・プレゼンテーションでは、アイコンタクト、開いた姿勢、手をよく使う。
・しゃべりは、抑揚、間、音量、スピードに気をつける。
・何気なさが生まれるまで、真剣に練習を重ねる。
・ドッグワードを使わないように常に意識する。
・尋ねられる可能性の高い質問をリストアップし、7種類ぐらいまでのカテゴリーに分け、カテゴリーごとにベストな回答を準備する。
・①カンペ→②キーワードのみ③キーアイディアのみ→④メモなし、の順にしゃべりの練習をする。(※本書では5段階)
などなど、、TODO多すぎ。。。
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