新しい上司との面談で最低限必要な3つのこと
勤め先が外資系企業なこともあり、組織変更などによる人事異動が多く、上司がよく変わります。私の場合は特に去年からその動きが多くなり、去年の年初から数えると現在は既に4人目なので、上司が変わったタイミングで少なからず面談の機会がありました。
いろいろと質問をして、部下のことを理解しようとしてくれる上司の場合は、面談でも話のネタに困ることはあまりないのですが、中には口数が少なく、部下からの発言を待つタイプの上司もいます。そこで、今年からは、話のネタとなる最低限の話題を、事前にパワーポイントで整理することにしました。これまでも、面談のネタを事前に用意していなかったわけではありませんが、話す内容に筋が通っていなかったので、次のような効果も期待して始めることにしました。
- 上司と仕事をする上で、最低限伝えておくべきことを用意し、上司に質問の手間を省かせて”楽”をさせる。
- 上司が変わる度に話す内容を考え直す必要がないように、使い回せるテンプレートを作り、自分も”楽”をする。
- 自分のやりたいことを正確に伝え、やりたい仕事やキャリアに引っ張ってもらえるよう、サポートしてもらう。
基本的に上司は、管理が楽で手間のかからない部下を好むようなので、上司と部下の関係上で必要な情報はあるに越したことはないと思います。また、やりたい仕事や理想のキャリアは、何だかんだで人事権を握っている上司の力がないと、自分だけの力ではチャンスをつかむことが難しいとわかってきたので、こういう場で適宜アピールすることが重要だと思いました。
それでは本題の、最低限必要な3つのことですが、結論から言うと次の通りです。
| 1. 現在の主な仕事内容 2. 入社してからこれまでの略歴 3. これから自分が力を入れたいこと (1. と2. は話したい内容によって順番を入れ替える。) |
結論から見てしまうと、面談で話す内容としては当たり前のことかもしれませんが、”新しい”上司と話すべき内容としては、ひとまずこれぐらいで事足りると考えています。これを考える上では、つい最近読み上げて書評を書いたばかりの、平野敦士カール氏のアライアンス「自分成長」戦略を参考にしました。
この本では、社内の他部署の人や、社外の人とはじめて会ったときは、自分のことを簡潔にわかりやすく「3行自己紹介」しよう、と書かれています。自分を立体的に表現でき、相手の頭にも入りやすい最小の構成が3行、とのことですが、その内容としては次の通りです。
| 1. 現在の自分 2. これまでの自分 3. 相手に伝えたい自分 (1. と2. は話したい内容によって順番を入れ替える。) |
「自分を簡潔にわかりやすく伝える」という観点では非常に理に適っていると感じたので、面談という名の上司への”自己紹介”と思って応用してみたわけです。ただし、さすがに3行だと面談が一瞬で終わってしまうので、パワーポイントのチャート3枚にして、それぞれをもう少し詳細化しました。
実際にチャート3枚で面談してみた結果としては、自己評価ですが好感触だったと思います。面談の時間として1時間の枠をもらっていましたが、短時間で密度の濃い話ができ、双方の確認したい内容は30分で出尽くしてしまいました(笑)。面談の後は、上司は次の打ち合わせを30分前倒しで行ったようで、自分も別の仕事に取り掛かれたので、無駄に話し込むよりは双方にメリットがあるとも思いました。また、事前に用意した情報で、上司の聞こうとしている内容を先回りできている感じがしたのも、自分的には満足しました。
当たり前ですが、上司との面談は基本的に1人で行うことが多いと思います。私はこれまで、「同じ部署の同僚は、面談で上司とどんな話をしているんだろう?」とか気になったりしたこともありましたが、これを機に、自分なりのやり方をつかめたような気がします。短期間で上司が変わったりすると、部下としては不安になることもありますが、部下の知らないところで上司間のネットワークはいろいろとつながっていたりもするようです。このような地道な活動で、自分のやりたい仕事や理想のキャリアを呼び込むべく、効果的にアピールすることが大切だと思いました。同じような境遇の方々のご参考になれば幸いです。
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(2010/2/3 23:00現在 外資系サラリーマン人気ランキング第1位、書評・レビュー人気ランキング第6位)
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