★★★★★:『生き残るSE』 篠田庸介
| 基本情報 | Amazon情報 | |
| 目次 |
SEと日本よ、生き残れ! ■はじめに
第1章 ITサバイバル時代を生き抜くための7つの力
途方もなく暗い日本人SEの未来 第2章 エントリー・マネジメントの失敗が組織を腐らせる
単なる「優秀な人材」なら採用する意味がない 第3章 システム・エンジニアを「ビジネス・エンジニア」に進化させる方法
日本の未来は間違いなくエンジニアが握っている 第4章 SEが命がけで仕事に取り組む組織のつくり方
いまこそ「大和魂」の精神で組織戦に勝利せよ! 第5章 コミュニケーション下手なSEでは生き残れない!
すべてをメールで済ますのはダメSEの典型 第6章 あなたに「ビジネス・エンジニア」を育てる覚悟はあるか?
部下の機嫌をとる上司に存在価値はない! 「日本型ITパーク」を実現するために ■おわりに |
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| 書評 | 読了日 | 2010/2/21(日) |
| 概要 | 注目のITベンチャー創業者によって、「日本に対する危機感」「SEとIT業界の未来に対する使命感」から執筆された、熱くてタフなSE論。技術力があれば食べていけると思い込んでいる日本のSEに喝を入れ、日本をけん引し世界で通用する「ビジネス・エンジニア」を育てる方法を説く。 | |
| 対象読者 |
将来生き残れるかを不安に考えるSE。技術力以外に何が必要かを見極めたいSE。部下や同僚の育成法に悩むリーダー、管理職、経営者。組織に貢献するSEを採用したい人事担当者、経営者。 本書の内容はSEだけでなくすべてのエンジニアにも当てはまるため、IT業界以外のエンジニアも必見だと思います。 |
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| 購入のきっかけ | アマゾンの広告で見て、タイトルや内容に惹かれたため。自分も1年ほど前から、SEとして技術力以外にビジネス力が必要と考えていたため、自分の将来のキャリアを定める上で非常に参考になると思いました。 | |
| プラス要素 |
日本のIT業界が直面している、もしくは今後さらに直面する課題について、厳しくも的確に論じられています。その上で、今後エンジニアがどのように考え、どのようなスキルを身につけ、どのように働けば良いかが、ストレートに語られています。 さらに、組織に貢献するエンジニアを採用・育成する方法など、人材から組織を強くする方法も具体的に紹介されており、幅広い層に参考になること請け合いです。 また、SEから管理職へのキャリアパスは、これまでなかなか実感の湧く本に巡り会えていませんでしたが、「組織のために働く」ということの延長線上に、管理職がある、という本質に気付かせてくれたと思います。 |
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| マイナス要素 | かなり白黒がはっきりしているため、著者の考えに共感できない場合は、途中で読む気が失せるのではないか、というぐらい強烈です。個人的には、全体を通して共感できる部分が多かったのですが、アメリカの海兵隊にならった組織のつくり方などは、少し行き過ぎた感じを覚えました。(しかし、このような考え方は、賛同できない者は追いもしないという著者の姿勢を反映しているようです。) | |
| ナルホドな点と考察 | 「おわりに」で論じられている「アジアを開発拠点として限定するのではなく、マーケットとしても開拓したい。」という考え方は、IT技術が成熟している日本国内のIT企業がとるべき戦略として、これからますます重要になると思いました。開発のコストを下げるために人件費の低い国で開発する、という戦略では行き詰まるのは目に見えており、売上を伸ばすにはやはり日本国外のマーケットに目を向けるしかない、ということを確信させられました。 | |
| 個人的なNext Action |
・技術力に加えて、リーダーシップ、コスト感覚、営業力、精神的タフさ、組織第一主義、未来を見る力、覚悟、の7つの力を身に付ける。 ・出会いの場を大切にし、次の機会はないと思って全力を注ぐ。 ・①自分が言いたいことを適切に相手に伝える、②相手の感情を読む、③相手の思考を読む、④相手に熱を伝播する、の順にコミュニケーション力を強化する。 ・マイナスな内容でもメールに逃げず、口頭で伝えるようにする。 ・上司に判断を求める前に上司の立場で考え、自分の判断力を上げる。 ・自分の作業は積極的に引き継ぎ、空いた時間はさらに質の高い作業に回す。 ・他が真似できない試練を自分に課す。 ・困難な仕事の要求は、自分の力が期待されている、と考え、積極的に手をあげる。 ・アジアをマーケットとして開発する機会をうかがう。 |
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| 楽天 | 生き残るSE |
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(2010/2/21 20:00現在 外資系サラリーマン人気ランキング第2位、書評・レビュー人気ランキング第9位)
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