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★★★★☆:『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』 藤田晋

2009 年 11 月 29 日 コメントをどうぞ コメント
基本情報 Amazon情報

藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー

著者/訳者:藤田晋

出版社:日経BP社( 2009-04-27 )

定価:¥ 1,470

Amazon価格:¥ 1,470

単行本 ( 250 ページ )


目次
はじめに

第1章:職場に不満がある人に

・怒鳴られた時こそ前進しよう
・忙しい時ほど平常心とマイペース
・人手不足の職場は評価を高める好機
・職場のストレス発散はブログで
・評価されないのは上司を見ていないから
・嫌な仕事に縛られない方法
・上司に期待しない方が成長できる
・ダメ上司は「褒め殺し」でうまく使おう
・不満はため込まずその都度ぶつけよう
・望まない異動で腐らないために
・不満がある時の転職は失敗する
・採用面接では自分を飾るな
・起業に必要な資質などない

第2章:成長速度を上げたい人に

・入社段階で既に差がついている
・効率よりも場数が能力を決める
・ビジネスの場では若さを隠せ
・力の抜き方が分かった時が伸び悩みの危機
・目標は1つに絞り込もう
・できる人より志の高い人とつき合おう
・ロールモデルは「前例」に過ぎない
・平社員でもマネジメントの視点を
・忍耐力のない人が最初に脱落する
・情熱なき仕事は人生のムダ
・ほどほどのモチベーションが継続のコツ
・劣等感は思い込みに過ぎない
・見栄を張る人に大事な仕事は任せられない
・カリスマより普通の方がいい
・「すべきでない」を決めれば成長は早くなる
・ドリームチームは意外ともろい
・自己主張する部下ほど抜擢されやすい
・派閥に誘われない人は要注意
・女性はもっと管理職を目指そう

第3章:円滑な意思疎通のために

・ビジネスマナーは距離感の見極めが大事
・コミュニケーション能力は笑顔で分かる
・メールを書く能力は会話力と同じくらい重要
・ブログの伝播力の高さを活用しよう
・目的がぶれなければ交渉は負けない
・プレゼンでは相手に話をさせよう
・交渉で“褒め殺し”は怪しまれるだけ
・接待・会食を侮ってはいけない

第4章:初めて上司になる人に

・部下を盛大かつ頻繁に褒めよう
・部下はもっと叱ってもらいたがっている
・将来あなたを助けてくれる後輩を育てよう
・部下は上司の虚勢を見抜いている
・方向性を示さない“丸投げ上司”は見放される
・アイデア出しはベテランの仕事
・管理職を避け、専門職を極めるのもあり
・孤独と批判に強くなくてはいけない

第5章:自ら考え実現するために

・ヒットのタネは日々の仕事の中にある
・顧客第一主義に惑わされるな
・モノマネはダサいが成功の早道
・自らの「失敗の法則」を把握しよう
・事業アイデアを褒められても浮かれるな
・会議も常にスクラップ・アンド・ビルドを
・大事な会議はシミュレーションを忘れずに
・良いアイデアには「座布団1枚」
・泊まりがけの合宿で視点が変わる

第6章:今すぐ結果を出すために

・「到底無理」な目標が成長を促す
・期限を設定すれば努力は楽になる
・超集中モードで仕事をするコツ
・メモを取る人は信用される
・情報共有の仕組み作りができる人は真に優秀
・問題が起きた時は最低ラインを早く引く
・会社とのドライな関係がモラル低下を招く
・ランキングで競争心をかき立てよう
・人を動かすのは言葉より環境
・ネーミングとスローガンに知恵を絞ろう

第7章:オフにも成長するために

・新聞は興味のないところから読もう
・情報を鵜呑みにせず、仮説を立てよう
・通勤時間や移動時間はビジネス書を読もう
・これだと思う本は何度も熟読しよう
・ケータイ軽視では時代から取り残される
・麻雀はビジネスのセンスを磨ける
・お金は“使う派”が成長できる
・酒の席は心から楽しもう
・職場結婚は大歓迎
・公私を無理に切り離さない

あとがき

書評 読了日 2009/11/26(木)
概要 サイバーエージェント社長の藤田晋氏の初のビジネス書。『日経ビジネスアソシエ』で連載されていた『渋谷ではたらく社長のキャリアアップ塾』が加筆修正された書籍版。藤田氏自身がこれまでの経験で得た、“成長するための”仕事観や哲学のエッセンスが詰め込まれた一冊。
対象読者 若手のビジネスパーソンだけでなく、就職について考え始めた学生から、中堅や管理職になって間もないビジネスパーソンまで幅広く参考になると思います。特に、仕事で悩みを抱える人やモチベーションを上げたい人に最適です。
もちろん経営者としての視点でも書かれているので、人材育成や従業員の動かし方に頭を悩ます経営者や、起業を目指す将来の経営者にも参考になる点があります。
また、サイバーエージェントの社内の話もよく出てくるので、同社に興味を持つ人も参考になります。
購入のきっかけ 日経ビジネスアソシエの藤田氏の連載記事には納得できる点が多いと思っていた中、同雑誌の広告で本書の存在を知ったため。しばらくビジネス書を読んでいなかったのですが、再びモチベーションを上げるのにもちょうどいい内容だと思いました。
プラス要素 サイバーエージェントの経営者としての話だけでなく、青山学院大学経営学部時代の営業のアルバイトの話や、人材紹介・派遣事業のインテリジェンスで営業の社員として働いていたときの話もあり、藤田氏の幅広い経験から得られた仕事観に数多く納得させられます。巷にあふれる小手先のハウツー本や自己啓発本とは違い、藤田氏自身の言葉で語られているため、説得力があります。
日経ビジネスアソシエで連載されていたものなので、1つ1つが端的にまとめられていて読みやすく、通勤時間などの細切れの時間でもストレスなく読めます。さらに言えば、各節のタイトルがメッセージとしてまとめられているので、目次を読むだけでもある程度内容がわかります。
マイナス要素 藤田氏が仕事に対して非常にまっすぐで真面目なため、仕事とプライベートのバランスをうまく取りたいと考える人には、一部の内容が考え方として合わないかもしれません。
連載されていた記事を一冊の本にまとめたものなので、全体を読み終えた後に、ストーリーと共にスッと全部入ってくる、…というものではない印象でした。自分の仕事に落とし込むには、自分なりに意識してピックアップするなどの工夫が必要だと思います。
ナルホドな点と考察 一番最初のトピックで述べられていた、『怒られた時は、「これで、また一つタフになれる」と前向きに考えよう。』という考え方が、怒られた時におじけづきやすい自分には最も印象的でした。怒られることはマイナスのイメージが強いものですが、タフさを身につけるための貴重な機会と考えれば、実際にそのような場に直面したときにも、前向きに対処できそうな気がします。
また、『怒られること自体よりも、怒られた後に次の一歩が踏み出せなくなることの方が問題だ。』ということも非常に的を得ていて、比較的怒られることの多い若手のビジネスパーソンは、自分をコントロールするためにも知っておくべき内容だと思います。
個人的なNext Action ・怒られても前進し続けられるタフさを身に付ける。
・業務量的に人手が足りないときは、仕事を合理化・効率化し、評価につながる好機に変えられるようにする。(単純に人を増やす、という考えはなるべくしない。)
・知らない相手へのコンタクトを率先し、とにかく場数を踏む。
・上司に楽をさせるような自己主張、自己PRをするよう心がける。
・日々の仕事や生活の中からヒットのタネを探し、商品化・サービス化の機会を窺う。
・仕事で得た知識やノウハウは、マネジメントの視点を持って、組織で共有できる形にまとめられるようにする。
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