VMware Converterで物理PCを仮想マシンに変換する
前回の投稿のVMware ConverterをWindows XPにインストールするに引き続き、VMware vCenter Converter Standalone 4.0を使用して、物理PCを仮想マシンに変換する方法を紹介します。なお、前提としては、仮想マシンに変換する物理PC(ソース)と仮想マシンの移動先の物理PC(デスティネーション)が、ネットワーク的に接続されていることと、VMware Server 2.0、VMware vCenter Converter Standalone 4.0がインストールされていることを想定しています。
1. Converter Standalone Serverへの接続
“スタート” → “すべてのプログラム” → “VMware” → “Converter Standalone Client”を開き、以下を入力して”Login”をクリックします。
| IP Address / Name | “localhost”を入力 |
| User name | Windows XPのユーザー名を入力 |
| Password | 上記ユーザーのパスワードを入力 |
2. ソース情報の入力
上のメニューの”Convert Machine”をクリックします。”Specify Source”の画面で、以下のようにソースの物理PCの情報を入力し、”Next”をクリックします。
| Select source type | “Powered-on machine”を選択 |
| IP address or name | ソースのIPアドレス、もしくはホスト名を入力 |
| User name | ソースのWindows XPのユーザー名を入力 |
| Password | 上記ユーザーのパスワードを入力 |
| OS Family | “Windows”を選択 |
”VMware vCenter Converter Standalone Agent deployment”の画面が表示されたら、”Automatically uninstall …”を選択した状態で、”Yes”をクリックします。
3. デスティネーション情報の入力
Agentの配布が完了すると、”Specify Destination”の画面が表示されるので、以下のようにデスティネーションの情報を入力します。
| Select destination type | “VMware Workstation or other VMware virtual machine”を選択 |
| Select VMware product | “VMware Server 2.x”を選択 |
| Name | 変換後の仮想マシンの名前を入力(変換前のマシン名から変更可能) |
| Choose a location for the virtual machine | 仮想マシンの場所を入力(”\\hostname\Virtual Machines”) (事前に、hostnameのPC上で、”C:\Virtual Machines”のフォルダを共有し、ソース・マシンからネットワーク経由で接続できるようにします。) |
“Connect as”をクリック後に表示されるポップアップ画面で、デスティネーションの接続ユーザー名とパスワードを入力し、”OK”をクリックします。続いて、”Next”をクリックします。
4. 仮想マシンのオプションの確認/設定
デスティネーションへの接続の確認が完了すると、”View/Edit Options”の画面が表示されるので、以下のようにオプションを確認/設定し、”Next”をクリックします。
| Data to copy | コピーするボリューム(ドライブ)、ディスクを設定します。デフォルトでは全て選択されているので、必要に応じてチェックを外してコピー対象から除外します。 |
| Devices | プロセッサー数、ディスク・コントローラーのタイプ、メモリーの割当サイズを設定します。 |
| Networks | ネットワーク・アダプターの数と、接続のタイプを設定します。臨機応変に対応したければ、数はプルダウンから”3″を選択し、NIC1~3にそれぞれ”Bridged”、”NAT”、”Host-only”を設定すれば良いと思います。 |
| Services | 変換の前後でのサービスの起動状態を設定します。”Source Services”のタブで、各サービスの”Stop”の列の四角にチェックを入れると、変換前にサービスが停止されます。(不要なサービスは停止していた方が良いようです。)”Destination Services”のタブでは、変換後の各サービスの開始モードを、”Automatic”(自動)、”Manual”(手動)、”Disabled”(無効)にするかを個別に設定できます。 |
| Advanced options | 変換の前後での、より詳細な設定を行います。 ・Synchronize changes that occur to the source during cloning ⇒(通常は不要)ソース・マシンとデスティネーション・マシンの同期を取ります。 ・Power off source machine ⇒(通常は不要)変換後にソース・マシンの電源を落とします。 ・Install VMware Tools on the imported virtual machine ⇒(推奨)仮想マシンにVMware Toolsをインストールします。 ・Configure guest preferences for the virtual machine ⇒(ひとまず不要)仮想マシンの設定を構成します。この項目は、後ほど再設定できます。 ・Remove System Restore checkpoints on destination ⇒(必要)デスティネーション・マシンのシステム・リストアのチェックポイントを削除します。 ・Reconfigure destination virtual machine ⇒(必要)仮想マシンで必要なデバイス・ドライバを再構成します。 |
5. 変換の実行
続いて表示される”Ready to Complete”の画面で、内容を確認して”Finish”をクリックすると、変換が開始されます。データ量やPCの性能にもよりますが、通常は数十分~数時間程度かかるようです。Statusは、”Running” → “xx%(Running)” → “Completed”の順に変化し、”Completed”になれば完了です。
以上で、物理PCの仮想マシンへの変換は完了です。
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【追記】VMware Server/Converterによる物理PCの仮想化のまとめ
- VMware ServerをWindows XPにインストールする(前編)
- VMware ServerをWindows XPにインストールする(後編)
- VMware ConverterをWindows XPにインストールする
- VMware Converterで物理PCを仮想マシンに変換する
- VMware Converterで変換した仮想マシンをVMware Serverから起動する
- VMware Converterで変換した仮想マシンを構成する
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